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熊切 和嘉
熊切 和嘉
1974年9月1日、北海道生まれ。
97年、大阪芸術大学の卒業制作作品『鬼畜大宴会』が第20回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞、大ヒットを記録し、第48回ベルリン国際映画祭パノラマ部門ほか、10ヶ国以上の国際映画祭に招待され、第28回伊・タオルミナ国際映画祭グランプリに輝き、一躍注目を浴びる。その後、PFFスカラシップ作品として制作した『空の穴』(01)は第51回ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門に出品、第30回ロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞のスペシャルメンションを授与した。以降、第60回ヴェネチア国際映画祭コントロ・コレンテ部門ほか数々の映画祭に出品され話題を呼んだ『アンテナ』(03)をはじめ、『揮発性の女』(04)、『青春☆金属バット』(06)、『フリージア』(06)など意欲的な作品を発表し続け国内外で高い評価を得る。08年の『ノン子36歳(家事手伝い)』は第38回ロッテルダム国際映画祭スペクトラム部門ほか映画祭に出品され、「映画芸術」誌の2008年度日本映画ベストテンで1位に輝いた。その後、10年の『海炭市叙景』は第23回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、第12回シネマニラ国際映画祭グランプリ及び最優秀俳優賞、第13回ドーヴィルアジア映画祭審査員賞、2010年松本CINEMAセレクト・アワード最優秀映画賞、第25回高崎映画祭特別賞と、国内外で多数の受賞を果たす。その活躍がグローバルに支持され、12年にはブラジルの映画祭INDIE 2012で『鬼畜大宴会』から『海炭市叙景』までの作品がレトロスペクティヴ上映された。近年の主な監督作品に『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(12)など。
Interview
桜庭 一樹
1971年、島根県生まれ。
99年、「夜空に、満天の星」が第1回ファミ通エンタテインメント大賞(現・エンターブレインえんため大賞)小説部門で佳作を受賞し、翌年、「AD2015 隔離都市 ロンリネス・ガーディアン」と改題した同作でデビューする。03年、「GOSICK-ゴシック-」シリーズが人気を博し注目を集め、さらに04年、「推定少女」、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」で、ジャンルを超えた高い評価を受ける。07年には「赤朽葉家の伝説」で第60回日本推理作家協会賞、翌08年に「私の男」で第138回直木賞受賞を果たす。その他の主な作品に「少女には向かない職業」、「ブルースカイ」、「少女七竈と七人の可愛そうな大人」、「青年のための読書クラブ」、「荒野」、「伏 贋作・里見八犬伝」、「無花果とムーン」、「桜庭一樹短編集」などがある。
宇治田 隆史
1975年、和歌山県生まれ。
大阪芸術大学の卒業制作として、初の16㎜長編「浪漫ポルノ」(脚本・監督)を発表。その後、同大学院在学中に制作した『悲しくなるほど不実な夜空に』(00/脚本・監督)が第18回トリノ国際映画祭、TOKYO FILMeX 2000 コンペティション部門へ出品され注目を集める。熊切和嘉監督作品での脚本執筆は『アンテナ』(03)、『日野日出志のザ・ホラー 怪奇劇場 爛れた家~蔵六の奇病より~』(04)、『揮発性の女』(04)、『青春☆金属バット』(06)、『フリージア』(06)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『海炭市叙景』(10)、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(12)に続く10作目となる。その他の主な作品に『転生 TENSEI』(06/元木隆史監督)、『病葉流れて』(07/亀井亨監督)、『初恋 夏の記憶』(08/野伏翔監督)など。TVアニメ「ミチコとハッチン」(08-09/CX)の脚本も全話手がけるなど、幅広く活躍している。
ジム・オルーク
1969年、米・シカゴ生まれ。
10代後半からギターの即興演奏を本格的に始め、実験的要素の強い作品を次々と発表、「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立する。一方で、マース・カニンハム舞踏団の音楽を担当するなど、現代音楽とポスト・ロックの橋渡し的存在となる。99年にはフォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム「ユリイカ」を発表し、インディーズながら日本でも好セールスを記録する。02年から05年にはソニック・ユースのメンバー兼音楽監督としても活動し、数枚のアルバムに参加、より広範な支持を得る。04年には“Wilco/A ghost is born”のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞。アメリカ、ヨーロッパでもプロデューサーとして活躍しながら、日本ではくるりをはじめとする多くのアーティストとコラボレーションしている。映画作品ではリチャード・リンクレイター監督作品『スクール・オブ・ロック』(03)の音楽コンサルタントを担当し、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(07/若松孝二監督)、熊切監督作品への参加は『海炭市叙景』(10)、『夏の終り』(12)に続き3作目となる。
近藤 龍人
1976年、愛知県生まれ。
大阪芸術大学卒業。『パーマネント野ばら』(10/吉田大八監督)で第54回三浦賞(日本映画撮影監督協会新人賞)、『海炭市叙景』(10)で第65回毎日映画コンクール・撮影賞、『桐島、部活やめるってよ』(12/吉田大八監督)で第34回ヨコハマ映画祭・撮影賞を受賞。熊切監督作品への参加は『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『海炭市叙景』(10)、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(12)に続く5作目となる。その他の主な作品に『マイ・バック・ページ』(11/山下敦弘監督)、『横道世之介』(12/沖田修一監督)などがある。
藤井 勇
1970年、福岡県生まれ。
熊谷秀夫氏、上田なりゆき氏、大久保武志氏、大坂章夫氏に師事し、『LADY DROP レディ・ドロップ』(02/中田圭監督)で技師デビュー。熊切監督作品への参加は『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『海炭市叙景』(10)、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(12)に続く5作目となる。その他の主な作品に、『天然コケッコー』(07/山下敦弘監督)、『ソラニン』(10/三木孝浩監督)、『マイ・バック・ページ』(11/山下敦弘監督)、『桐島、部活やめるってよ』(12/吉田大八監督)、『横道世之介』(12/沖田修一監督)などがある。
吉田 憲義
1971年、千葉県生まれ。
数多くの作品の録音と整音に携わる。熊切監督作品への参加は『空の穴』(01)、『青春☆金属バット』(06)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『海炭市叙景』(10)、『BUNGO~ささやかな欲望~ 人妻』(12)に続く6作目となる。その他の主な作品に、『同窓会』(08/サタケミキオ監督)、『白夜』(09/小林政広監督)、『海燕ホテル・ブルー』(11/若松孝二監督)、『外事警察 その男に騙されるな』(12/堀切園健太郎監督)、『さよなら渓谷』(13/大森立嗣監督)、『ヌイグルマーZ』(13/井口昇監督)、『そこのみにて光輝く』(13/呉美保監督)などがある。
安宅 紀史
1971年、石川県生まれ。
様々な映画で美術として活躍。主な作品に『ビストルオペラ』(01/ 鈴木清順監督)、『父と暮せば』(04/黒木和雄監督)、『叫』(06/黒沢清監督)、『乱暴と待機』(10/冨永昌敬監督)、『ノルウェイの森』(10/トラン・アン・ユン監督)、沖田修一監督『南極料理人』(09)、『キツツキと雨』(11)、『横道世之介』(12)、山下敦弘監督『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』(13)などがある。熊切監督作品は『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(12)に続く3作目となる。
堀 善介
1979年、岐阜県生まれ。
金子尚樹氏、阿部亙英氏に師事。『MSTRBTN ミスターバッテン』(02/松岡俊介監督)で技師デビュー。熊切監督作品への参加は『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『海炭市叙景』(10)、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(12)、『止まない晴れ』(13)に続く6作目となる。その他の主な作品に、『全然大丈夫』(07/藤田容介監督)、『極道兵器』(10/坂口拓・山口雄大監督)、『ラビット・ホラー3D』(11/清水崇監督)、『愛の渦』(14/三浦大輔監督)などがある。
オダ イッセイ
1965年、長崎県生まれ。
大学在学中よりフリーのディレクターとして活動。卒業後はCG・特殊造型などVFX 全般への豊富な知識を活かし、映画・TVのVFXスーパーバイザーから監督まで務める。主な作品に『クライマーズ・ハイ』(08/原田眞人監督)、『ワイルド7』(11 /羽住英一郎監督)、『黄金を抱いて翔べ』(12/井筒和幸監督)、『謝罪の王様』(13/水田伸夫監督)など。自身の監督作『カンフーくん』(07)では、第5回インドネシア国際児童映画祭で観客賞を受賞している。熊切監督とは『BUNGO~ささやかな欲望~ 人妻』(12)に続く2作目となる。